ご挨拶
元中日新聞編集委員でフリーライター・社会活動家の白井康彦です。
厚生労働省(国)が生活保護費の基準額を引き下げたのは違法として、各地の受給者が起こした訴訟の支援活動をしています。
この訴訟では近年、国側敗訴の判決
が続いています。受給者側から見ると2023年以降、各地の地方裁判所では15勝2敗と将棋の藤井聡太七冠以上の勝率です。 最高裁判所は5月27日に原告の受給者、被告の国の双方の意見を聞く上告審弁論を開くことを決めており、その後早ければ7月にも初の判決が言い渡される見通しです。
基準額引き下げに当たって、厚生労働省は私が「物価偽装」と名付けた統計の不正な操作を行いました。私はそのからくりを暴き、裁判でも私の意見が取り入れられています。
国が政策を決めるうえで不正な統計に基づくことはあってはなりません。生活保護受給者に限らず、多くの国民にかかわる重大な問題だと考えています。
「物価偽装」は信じてもらいにくいので、その存在を多くの人に知ってもらうことに邁進してきました。「白井康彦」「物価偽装」のキーワードで検索し、この問題について知っていただければ幸いです。
プロフィール 白井 康彦(しらい・やすひこ)

フリーライター/社会活動家。
1958年名古屋市生まれ。
一橋大学商学部卒
1984年に中日新聞社に入社
記者として経済部、生活部に所属し、金融業界や保険業界などを取材した。
生活部編集委員だった2013年に生活保護基準額の引き下げの基になった統計に疑問があることを中日新聞1面で特報した。
2018年に同社を定年退職後は生活保護削減の「物価偽装問題」に関連する記事執筆や裁判支援活動に全力投球中。
YouTubeチャンネル「白井康彦」で情報を発信している。
若いときは将棋のアマ強豪として知られ、1980年には学生名人。
1987年には朝日アマ名人戦挑戦者。
伝説的な将棋の真剣師・小池重明氏を描いた団鬼六『真剣師 小池重明』にも登場する。
名古屋市在住