日々の活動

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2025年4月19日
 「勝って当然」だからニュース価値がダウン?

朝起きて購読している新聞各紙をチェックした。いのちのとりで裁判の広島高裁勝訴判決の記事は、『赤旗』が社会面でそれなりの扱いをしていたが、他は載っていないか、載っていても「短信」扱い。「原告勝訴が当然」の状態なのでニュース価値がダウンした格好だ。
行政側から考えると、稀有な「行政敗訴ラッシュ」。ひどい行政運営をしたツケが回ったという構図だ。日本全国にマスコミの記者は多い。誰かが「こんなに行政が負けているのはなぜか」という視点で調査を始めれば特ダネが連発できそう。その気になった記者さんがおられたら、私に連絡していただければ幸いです。じっくり分かりやすく説明させていただきます。

2025年4月18日
 広島高裁も勝訴

本日の広島高裁。大きな行政訴訟の時の原告側の判決日の行動と形はほぼ同じでした。しかし、原告側の人々の気持ちのあり方は通常の行政訴訟とはまるで違いました。「勝訴の確率がかなり高い」と原告側関係者のほとんどが感じていたのです。
いのちのとりで裁判は、この日の原告側勝訴で原告側から見て地裁・高裁の合計で26勝15敗となりました。昨年まではさえなかった高裁でも7勝4敗にこぎ着けました。今年に入ってからの高裁判決は6勝1敗で直近は4連勝です。地裁は通算で19勝11敗であり、直近は7連勝中。私特有の「将棋指し感覚」では「もう投了してください」です。最高裁判決を待たずに石破政権は「重大な不祥事を起こしたときの対応パターン」に移行すべきです。判決後の裁判所前での「旗出し」の場面でも、原告や支援者らが「感激の涙を流す」雰囲気ではありませんでした。支援者の方に私が入った写真の撮影を依頼しても「白井さんには全国へアピールしてもらわなくちゃ」と余裕しゃくしゃくでOKしていただきました。
その後の報告集会の参加者は50~70人。原告団・弁護団からは「勝てると思ってはいたけど判決を聞いて安心した」との感想が多かったです。私もマイクを握って発言する機会がありました。「マスコミや国会議員に事実経過を説明していくのが大変」と実感を込めて説明・「マスコミにしっかり書いてもらえるよう発信を工夫していかねば」と呼びかけました。この「白井康彦オフィシャル」サイトやYouTubeの白井康彦チャンネルをアピールさせてもらいました。

2025年4月17日
  明日は広島高裁で傍聴

明日4月18日はいのちのとりで裁判の広島高裁判決があり、傍聴に行きます。判決日には各地の裁判所に必ず行っているので、明日もここで報告します。

2025年4月16日
 物価偽装の研究を始めたきっかけ

2013年度政府予算案の厚生労働省文書の中に生活扶助基準改定の根拠となった物価指数「生活扶助相当CPI」の説明がありました。2008~11年の生活扶助相当CPIの下落率が「4・78%」だと厚労省は説明。私はこの数字を見たとたんに「こんなに下落率が大きかったはずがない」と直感し「何かカラクリがあるのではないか」と疑って物価偽装の研究を始めたのです。